駒ケ岳の謎の橋台について
最近見かけた森町駒ケ岳の謎の橋台。
場所はここ
道路を挟んで反対側は木々が生い茂り、橋台等は確認できない。
もう少し広角で撮るとこんな感じ
函館本線のすぐ横なので旧線かな?と思いましたが、ここを立体交差させる意味はあるのか?わざわざ立体交差をやめて踏切にするのか?多分違う。
鉱山等の引込線かな?とも思いながら帰路はモヤモヤしていました。
帰宅後調べてみると、加速線の跡であることが分かりました。
仁山駅にある加速線は有名ですが同様の施設がここにもあったとは。
また、ここには東山駅という駅があったらしく、その駅施設として加速線が存在していた。
わざわざ高架橋にしたのは加速線として一定の勾配にする目的があったのだろう。
航空写真から加速線の変化を追ってみよう。
①東山駅開業(1943年)の翌年の写真(1944/10/26(昭19))
国土地理院1944/10/26(昭19)航空写真より
②さらに3年後の1947/10/17(昭22)
国土地理院1947/10/17(昭22)航空写真より
③1948/05/22(昭23)
国土地理院1948/05/22(昭23)航空写真より
④1976/05/28(昭51)
国土地理院1976/05/28(昭51)航空写真より
⑤1999/09/13(平11)
国土地理院1999/09/13(平11)航空写真より
こうして見ると線路跡は以外にも残っていますね。現地ではわかりませんでしたが…
こうした橋台などを見ると気になってしょうがない。
また気になった遺構等があったら書きます…(2つほど記事が書きかけです)
最後までお読みいただきありがとうございました。